外出先から、自宅に帰った場合にも注意しなければならないことがあります。
空き巣などは、自宅に誰もいないところを狙って部屋に侵入します。
このとき、玄関のカギに器具を差し込んで、行うサムターンや
ピッキングなどがあります。
そして、窓ガラスを割ってカギを開け侵入する方法もあります。
しかし、住人が帰宅したときを狙って侵入しようとする犯人もいます。
玄関のカギを開けたその瞬間を狙って、部屋に押し入る場合もあります。
玄関のカギの閉め忘れで、空き巣に入られた場合は、
貴金属や現金を盗まれるだけで済みます。
しかし、自分が自宅に入ろうとした瞬間を狙って、犯人が部屋に押し入った場合は、
物を盗まれたり、現金を取られたりするだけでなく、自分自身にも危害が及ぶ場合もあります。
このような犯罪は、自分に限っては起きないだろうと、思っている場合もありますが、
実際にこういった侵入で、殺害されたケースもあります。
玄関のカギを開ける際は、周りに不審な人がいないか、
物陰から犯人が飛び出してくる場合もあるので、
十分に注意しなければなりません。
また、アパートやマンションについてからカギをバックから出す人もいますが、
カギを取られてしまう場合もあるので、カギは、絶対に玄関の前についてから、
手早くあけて部屋に入るようにしましょう。
そして、部屋に入った後、玄関のカギを閉めて、チェーンをかけることを
習慣にしている人もいますが、チェーンは閉めずに
部屋の中の様子を確認してからチェーンをかけるようにしましょう。
万が一、部屋に不審者がいた場合、チェーンをあけるのに手間取って、
逃げ遅れる場合もあるので、十分に注意しましょう。